会計を勉強しよう

IT技術者に会計はなぜ必要か?
一言でいうと企業で使われるシステムは全てお金と連動しているからです。

例えば生産管理システムや物流管理システムでは物を作る、動かすがメインですが
お金の動きは意識しなくて良いでしょうか。
そうではありません。
物を作成するには、まず原材料を消費しますが
それだけでなく労務費、経費、消耗工具費などなど様々な費用が発生します。
それでは物流システムはどうでしょうか。
物を動かすだけと捉えがちですがそうではありません。
物が完成し製品として入庫、お客様へ出荷するという動きでも
裏では仕掛勘定から製品勘定へ、製品勘定から売上原価へ仕訳を計上するなどの諸処理を行っております。

これからもお分かりだと思いますが
必ず裏ではお金の動きがあります。
ではお金の動きを意識できると何が分かるのでしょうか。
それは会社を経営する上で必要な事、
過去を検証し、現状を知り、進むべき方向を見据える事ができる様になります。
これこそ、これからのIT業界に必要な要素の一つだと思います。
話が飛躍しましたが貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)を意識出来ているだけでも
システムの見方が変わってきます。

まずは簿記から始めて
会計リテラシーを身につけませんか。

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