入社1年目の教科書
今回は新人研修時に私がプレゼントしている本を紹介したいと思います。
本の題名は「入社1年目の教科書」。
岩瀬大輔著作。
まず、弊社では3か月の研修期間を設けてみっちりプログラマーになる為の
基礎を覚えてもらうのですが、入社して多かれ少なかれ壁にぶつかるのが
質問をあげるタイミングや質問内容ではないでしょうか。
いつまでも抱え込んでしまう人、とにかく熟考せずに聞いてしまう人、
抱え込むなと言われ、早く質問すると何を質問したいのか分からないと言われ、
結果、元に戻ってしまうといった事を繰り返す人も多く見てきました。
それを本書では「仕事は総力戦だから、50点で構わないから早くだせ。」といっています。
新人研修だけでなく、実際の仕事でも先輩が忙しいから、自分で何とかしようとして、
進捗が思うように進まないなんて事が多いのではないでしょうか。
質問をまとめるのも技術が必要です。
であれば、作りかけでも良いので、一緒に見て進めた方が効率が良く、戻り工数も少ない。
技術者としてはどうしても100点を目指してしまいがちになる所を
総力戦で戦えているかという視点で捉えている所が分かりやすいような気がします。
その他にも、仕事の教科書として、
参考にして欲しい内容がありますので
全ての方に一度、読んで欲しい一冊です。